RL360の初期口座の積立が終わり2年間の運用利回りを公開しました。
そもそもRL360って何に投資しているの?という疑問もあると思いますので、今回はポートフォリオの中身を公開していきたいと思います。
ざっくりの中身は下記ツイートの通りです。
オフショア投資で有名なRL360°のポートフォリオを公開します。
私はHarris FraserというIFAにて運用を実施しています。
ハイテック銘柄、アジア市場、米国ヘルスケア、新興国債権に分散投資されており2年間で29%増の運用利回りです。
個人としてもポートフォリオの組み方の参考になりますね。 pic.twitter.com/sGaFwcCpk4— 釣り下手サラリーマン【NAMETA】 (@NAMETA31446802) July 19, 2021
目次
契約プランについて
まずは私の契約プランのご紹介です。
契約商品:RL360
IFA(運用元):Harris Fraser
プラン名:Regular Savings Plan
積立期間:25年間
そもそもRL360って何という方はまず最初に下記ブログを読んでみて下さい。
ポートフォリオについて
Twitterでも公開していますが、現在私のプランで運用されているポートフォリオは下記の通りです。
購入商品は全てドル建てとなっており、ざっくりいうと世界のテクノロジーセクターに37%、アジア市場に28.81%、新興国債権に9.6%、米国ヘルスケア市場に24.58%という配分になっています。
それぞれの詳細をみていきましょう。
BGF World Technology A2 Acc USD
こちらはアメリカのブラックロック社が運用している世界のテクノロジーセクターに投資をするファンドになります。
1995年以降のチャートを見ると右肩上がりですね。
直近10年のパフォーマンスは20.16%となっています。
構成銘柄はアップルやマイクロソフト、ALPHABET、AMAZONなどのアメリカの有名企業がやはり上位に来ていますね。
セクター構成はSoftware & ServicesとSemiconductor & Equipで7割以上を占めています。
Fidelity Funds Sustainable Asia Equity A Acc USD
続いては日本を除くアジアの市場に投資をするフィデリティ・インベスメンツの販売するファンドになります。
新興国が多いのでパフォーマンスにばらつきがありますが、右肩上がりでの成長は続いてますね。
市場価格(オレンジ色)を上回るパフォーマンスでこのファンド(青色)は運用を続けているようです。
今後とも成長が期待出来るアジア市場全体を購入するファンドというのは日本ではなかなか購入できないので嬉しいですよね。
セクター構成比率としては金融系、情報技術で半分以上が構成されています。
アジアには世界的に大きな企業が少ないのでやはり金融系の割合が大きくなってしまうのは仕方ないですね。
構成国を見てみると中国、韓国、インド、香港、台湾の割合が大きいようです。
構成企業はTAIWAN SEMICONDUCTOR MFG(半導体製造メーカー)やAIA GROUP(保険会社)、サムスン、アリババ、テンセントなど有名企業が上位に来ています。
MFS Meridian Emerging Markets Debt A1 Acc USD
こちらはマサチューセッツファイナンシャルサービスが運用する新興国の債権に投資可能なファンドになります。
株式ばかりのポートフォリオでは暴落時にリスクが高いので、9.6%ほど債権を組み込んでいるようです。
日本から新興国債権に投資できる商品はなかなかないので、このような商品で運用できるのもオフショア投資の強みの一つですね。
過去5年のチャートはこのようになっています。
上位銘柄の構成を見るとドミニカ共和国、ロシア連邦、ウクライナなどの債権を購入しているようですが、最も割合の多いもので1.1%とかなり分散されたファンドになっていることがわかります。
新興国の債権は変動が激しいのでリスクが高いと言われますが、これだけ分散されていたら安心ですね。
Polar Capital Healthcare Opportunities R USD
Polar Capital Holdingsが運用する全世界のヘルスケアセクターに投資可能なファンドになっています。
ヘルスケアセクターは堅調な推移を見せていますね。
(近年ではS&P500よりもヘルスケアセクターの方がパフォーマンスがいいと言われているみたいです。)
セクター構成ですが、当然ながら93.23%がヘルスケアで構成されています。
上位銘柄にはジョンソン&ジョンソン、バイオラッド、ホライゾンファーマなどの企業で構成されていますね。
地域別に見ると70%以上がアメリカの企業となっているようでした。
まとめ
今回はあまり見る機会のないオフショア投資のポートフォリオ公開でした。
日本からはなかなか投資できないようなファンドでポートフォリオが構成されており、これを香港の税制のもとほぼ非課税で運用していく訳ですね。
(香港はキャピタルゲイン、インカムゲイン共に0%となっています。)
多少手数料が高くとも価値はあるかなと思ってしまいます。
私もまだ2年間しか積立をしてないので今後の運用状況については定期的にアップしていくようにします!
少しでも海外投資が身近になれば嬉しいです。
それではまた〜!