【新NISA】海外赴任希望者におすすめの証券口座!

投稿者:

みなさんこんにちは〜!

釣り下手サラリーマンのNAMETAです。

今日は新NISAの口座開設について話をしていきたいと思います。

2024年の新NISA開始に伴い投資の話が身近になってきていますよね。今の時代、どの証券口座がおすすめなのかなというのは簡単に検索できますが、巷で人気のネット証券口座での開設で本当にいいのでしょうか?

特に将来のキャリアとして海外赴任を希望している方はもう少し良く考えることをお勧めします。

というわけで今回は海外赴任希望者におすすめの証券口座開設戦略をお伝えしていきます〜!

海外赴任後でも、NISA口座をそのまま維持できる?

転勤などで海外に引っ越す場合、制度上は出国後5年までNISA口座を継続できます。

ただ任意措置であるため対応していない金融機関も多く、事前に確認することがおすすめです。

NISA制度の対象者は「18歳以上の日本の居住者」と定められています。

「居住者」とは国内に住所がある人か、引き続き1年以上の「居所」を有する人を指し、それ以外は「非居住者」と定義されます。

所得税法上のしばりがあるため、日本国内の居住者でなくなると原則NISA制度は利用できなっていましたが、企業活動のグローバル化に対応するため2019年から救済措置が設けられました。

会社員が海外転勤で出国する場合、出国日前日までに「継続適用届出書」をNISA口座を開設する金融機関に提出すれば、最長5年まで非課税で株式などを保有できるようになりました。

しかしながら、この措置は任意のため金融機関の対応はまちまちとなっており、ネット証券ではほとんど対応されていないのが現状です。

手数料が安くて便利なネット証券ですが、思わぬところに落とし穴があるので自分の人生プランに合わせて証券口座は選択するようにしましょう。

海外赴任者に対する証券会社ごとの対応一覧

今保有している証券口座を解約しなければいけないかどうかは、証券会社によって少しずつ条件が異なりますが、基本的には新規取引はどの口座でもできなくなるようです。

NISA口座の維持や保有できる商品には証券会社毎に差がありそうなので、主要な証券会社の対応についてまとめました。

証券会社名 保有出来る商品 NISA口座 新規取引
楽天証券 △ 国内株式(個別銘柄のみ)、個人向け国債 ○(5年間未満は維持可能) ×
SBI証券 × × ×
マネックス証券 × × ×
野村証券 ○ 制限無し ○(5年未満は維持可能) ×

楽天証券の対応

楽天証券のユーザーは、1年未満の海外赴任であれば、特に手続きせず証券口座を継続できます。

1年以上5年未満で日本を離れる場合は、事前の手続きを行う必要がありますが、NISA口座の維持は可能になるようです。

ただし問題は保持できる商品が国内株式(個別銘柄のみ)と個人向け国債のみとなっており、人気の投資信託や海外ETFなどは保持できない可能性が高いです。

詳しくは、楽天証券のHPを確認してみて下さい。

SBI証券の対応

SBI証券では、非居住者になるユーザーのNISA口座については廃止が前提となるようです。

詳しくは、SBI証券のHPでご確認下さい。

個人的に好きな証券会社でもともと一般NISAの口座を開設していましたが、非居住者への対応があまりにも手薄いので今回の新NISAをきっかけに証券会社の変更をすることを決めました。

マネックス証券の対応

マネックス証券では、海外赴任などで長期間出国する際は、口座解約が必要です。

当然NISA口座も一緒に解約する必要があります。

詳しくは、マネックス証券のHPでご確認下さい。

野村證券の対応

野村證券では5年後の年末までは非居住者でもNISA口座の維持が可能になります。

また保有可能な銘柄についても野村証券で取り扱いのある銘柄であれば特に制限がないようです。

ネット証券に比べて手数料が高いだけのイメージがありましたが、やはりこういった対応はしっかりしていますね。

詳しくは、野村証券のHPでご確認下さい。

結論:海外赴任希望者へのおすすめの証券口座

手数料が安いのでお勧めされているネット証券ですが、非居住者への対応はどこもイマイチでした。

ネット証券の中で楽天証券はNISA口座が維持できるのでまだマシかとは思うのですが、保有可能な銘柄が国内の個別株と個人向け国債だけとなると不便に感じる人がほとんどなのではないでしょうか。

一方で今まで手数料の高さから敬遠していた野村証券ですが、NISA口座の維持も可能な上に保有可能な銘柄にも特に制限がないということがわかりました。素晴らしいですね!

新NISAは長く運用をしていく必要があり、一生付き合っていく証券口座と考えると突然の海外赴任にも対応可能な野村証券で新NISAを開始するのは悪くない選択肢だと思います。

また手数料が高いと言われていますが、おそらく多くの方が購入するであろうオルカンやS&P500に連動する投資信託は手数料無料で購入できるものがあるので、そういった商品を購入している限りは野村証券にデメリットはほとんどないのではないかと思います。

証券口座の開設を調べればネットに溢れている情報は楽天証券かSBI証券の2択だと言われていることも多いですが、自分なりの人生設計を考えた上で本当にその選択肢がベストなのかよく考えることが大切になりそうですね。

ちなみに私は海外赴任も想定して、もともとどこの国に住んでいても運用できるRL360°にも投資をして資産や投資戦略を分散しています。

突然の海外赴任の辞令にも慌てないよう事前に対策をしておきたいですね!

それではまた〜!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です